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更年期障害治療のためのホルモン補充療法(HRT)適用は、早くも1960年代には一般的になっていましたが、婦人科医ロバート・ウィルソン著作”Feminine
Forever” (永遠に女らしく)の1966年出版により、その興味の広がりに更に拍車がかかりました。同書にてウィルソン氏は、その名言としても知られる『若さの泉』とエストロゲンを賛美しています。1970年半ばまでには、米国の医師は年3千万件ものホルモン処方箋をだし、更年期障害に悩む女性全体の約半数もが平均期間5年のHRT治療を受けるようになっていました。
1980年代初期までには研究により、閉経後の骨粗しょう症防止策および管理策として、また閉経後の尿失禁治療における万全の策として、長期にわたるHRT治療が認められました。その当時数十年間におけるその他の研究は、コレステロール値改善および致命的心臓病発生率低下のための継続的エストロゲン使用に関わるものばかりでした。とはいえ、特に健康上に問題がある場合には、HRT治療について担当医と話し合うべきだという懸念もちらほら聞かれていました。
特定の健康上の利点は、選択するホルモン療法のタイプにもよります。:
1. エストロゲン補充療法(ERT)は、エストロゲン損失に起因する病状、特に心臓病や骨粗しょう症の治療のために、unopposed
oestrogenと呼ばれるエストロゲンのみを使用します。
2. ホルモン補充療法(HRT)は、プロゲスチンと呼ばれる、エストロゲンおよび天然プロゲステロンまたは合成プロゲステロンの混合物を使用します。またプロゲスチンには乳がんを引き起こす危険性があるといわれています。最近の研究により、2年以上の長期間にわたるプロゲステロン継続使用は(単独で使用された場合も、エストロゲンとの混合の場合も)、乳がんと心臓病の発生率増加に関わりがあることも分かっています。
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